Roland Life Mag:ローランド・ライフ・マグ
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ライブのフライヤー作りやウェブ・デザイン
そこから見つけた自分なりのクリエイティブ

 hoshiさんの活動の中心であるgraphiqs grooveについてお伺いしました。

「今年で3年目になります。『groove』と名付けたからには、そこを押していく音楽を作ろうと思って始めました。ドラムと打ち込みで音楽を作ってきたので、それをさらに磨いていき、続けていきたかったというのもあります」

 Myspaceなどの音楽サイトに自分の曲をアップすること、YouTubeなどの動画サイトには動画をアップすること、これがgraphiqsgrooveの活動のすべて。

「ネットの活動だけです。曲はガンガンあげてます。50曲以上、40くらいのサイトにアップしてます。最初はMyspaceからはじめて、日本、海外問わずに上げました。そうすることによって自分のサイトに少しずつではありますが、見に来てくれる人が増えてきました。曲に対する反応も様々で、褒めてくれる人もいれば、厳しいこと書かれることもあります。

曲を使わせて欲しいという問い合わせもあったりするんですが、非営利のものだったら紹介してください、という形にしています。コミュニケーションとして広がってくれたら、と思っているんです」


 名前に「groove」だけでなく、「graphiqs」がついていまが、これはhoshiさんの本業がグラフィック・デザイナーであるからなのです。

「昔バンドをやっていた頃、グラフィック・デザインができるからということで、フライヤーやウェブを作らされていました。それが当たり前のことだったので、自然に音と映像、グラフィック・デザインを含めたものを作るという流れになっていました。音楽とグラフィック・デザイン、この両方のプロモーション・ツールといっては大げさですが、見ても聴いても楽しいものを作りたいと思っています」

 その自由な発想、クリエイティブでセンスのある作品は徐々に注目を集め出しています。ウェブ上で募集していたFM局のオンエア・オーディションでも採用され、見事オンエアされています。今後の活動としてライブ的なものをするというようなことはないのでしょうか?

今まで長く音楽をやってきて、ライブを続けていくということは大変なことだ、というのがわかりました。観たいという人がいないと成立しないものですし、今は自分の好きな音楽を自分なりのペースで長く続けていって、その中で少しずつでも聴いてくれる人が広がっていけばいいかなと思っています。幸い今は特に色々と縛られるようなこと少ないので、好きに続けていきたいですね。とにかく曲はガンガンあげていきます!

 パーソナルでありながら、世界に向けて窓が開いている。こういうスタンスで音楽を楽しむのもひとつのスタイル。
ここで動画でもその演奏を見ることができるV-Drumsを使い始めたきっかけ、作曲、トラック・メイキングについて教えていただきました。

「V-Drumsは10年くらい前から使っています。練習用としてだけではなく、このクオリティだったら録音もできると思って買いました。生ドラムを録音しようとすると、まずスタジオ借りて、そこに録音機材持ち込んで、と大変なことになるんですが、V-Drumsだったら自宅で簡単に録音できます。そこが最大の魅力ですね。
 GraphiqsgrooveではPCのフリーウェア・ソフトとV-Drumsを使って録音しています。録音方法は、リズム・トラックを5分間分くらいずらっと並べて、その音にピアノをひたすら弾いて、よく出来たところを切って貼って、という手順です。ベースも同じです。MIDIをデータとして録音する方法で作っていますが、どちらかというとオーディオ編集、DJ的な感じです。自分でフレーズは作りますがいいネタをつなげて使う、というやり方です。この作業が一番楽しいです。でもそこから理論的に行き詰ったりして。それを処理していく作業は結構ツライです(笑)」